それでも地球はまわってる

好きなものを好きと叫ぶ。自分がダメだと自覚する。それでも私は生きているし、世界は動くし、地球もまわってる。

念願叶ってしまって私このまま死んじゃうんじゃないかってリアルに心配している。

突然なんだって話だな。

 

いやでもマジでそう思う。

 

先週行われた番協に運よく、本当に運よく当選した。

 

以下、その当時の心境を書き連ねる(内容のネタバレはしないよ)ので、「当選したファンの心境なんて知りたくもねーよ」っていう方はどうぞ戻れボタンクリックでご退出ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうせもう年増だし、当選しないだろうなーと思いながら、ダメもとで応募したら、当選した。

焦った。本当に焦った。夜一人部屋でメール画面眺めて固まった。

 

嘘だ嘘だ嘘だ、これは絶対嘘だ夢だ幻だ。

 

って本気で思った。現実受け入れられなくてある意味放心した。

心臓もバクバクした。どうしていいかわからなかった。

嬉しいっていうよりも戸惑いが大きかった。

そして、真っ先に浮かんだのは、私が当選したことで落選した人もいると言う事実。

 

当たり前なんだけど。そんなのいちいち考えてたら切りがないんだけど。

私は去年から急転直下でV6に転げ落ちた、言ってしまえばド新規ファンである。

無論デビュー当時から観てるし応援もしてたし好きだったけど、別に特別「ファン」ではなかった。

だから、当選したことがだいぶ後ろめたかった。

そんなことで後ろめたく思うならそもそも応募すんなよ・・・って話になるのはわかってるので、偽善だなぁと我ながら思うけど、本当にそう思ってしまったから仕方がない。

 

でもいつまでもそんな思いでいたら、それこそ本当にひどい話なので、グッと気持ちを切り替えた。

 

切り替えたけどやっぱり実感湧かなくて、全然湧かなくて、あと2日もすればV6を見られる気が全くしなかった。

Twitterではぼそぼそ言ってたけど、現実世界で誰にも言えなかったからってのもあるのかなー。実家にいれば、それこそ速攻で母親に伝えるんだろうけど、なんか実感湧かないから、メールで知らせることもしなかった。

私をV6の道に引きずり込んだ前職先輩にも言えなかった。

 

たぶんどこかでまだ現実を受け入れてなかったからか。

 

そんなこんなで当日が来て。

会場まで着いてもやっぱりまだ実感がわかなくて。

ぼっちだったから、一人淡々と待ってただけで。

会場内に入って現場に立っても、まだどこか現実感がない。

 

本当になかったんだよなー。

 

周りのファンの子達と仲良くなって。

お話して、今か今かとV6の出番を待って。

そしたら、

 

 

V6は確かにそこに存在した。

 

 

ネタバレになるからこれ以上は書かないけど。

 

確かにそこにいた。

テレビや雑誌やラジオなどを通して観てたV6がそこにいた。

本当にカッコよかった。

本当に素敵だった。

本当に幸せだった。

 

 

収録の記憶がね、本当にスコーンと抜けてるの。

いやもちろん、断片的なものはあるんだけど、全体を通して記憶できていない。

あれだけはしゃいでたのに、肝心のサビ部分が全く思い出せないとか(スカリミにどうしても上書きされちゃってorz)、誰が何喋ったとか、自担がどうだったか、とか・・・。

あまりにもその時間の衝撃が凄くて、自己防衛機能働いてんのかな(苦笑)

 

 

もちろん1夜明けて歌も思い出せたし、少しずつ記憶が鮮明になってきたところもあるんだけどね。

 

そんな中でも、本当にこれだけは。これだけは。

 

 

長野君スマイルの驚異的破壊力に撃沈

 

いやびっくりした・・・。

見ていて「ふぁっ・・・!」ってなった。

 

まーじーでーかー

 

私今までピロシそこまで注視したことなくて、いつも柔和な人だなー本当に優しいなーみたいな風に思ってたんだけどさ。いつもキラキラスマイル、本当に昔から変わらないなーって見てたんだけどさ。

 

ピロシスマイルが凄かった。

もう言葉じゃ言い表せない。

40過ぎてあんな風に素敵に可愛く笑える人いるんだな、って意味分かんないけど思った。

本当に「キラキラした」っていう表現がぴったり。

スポットライト浴びてるから当り前にキラキラしてんだけどさ(爆)そうじゃなくて、顔面から発光してんじゃないかっていうキラキラ具合(意味不)

 

あれはさー恋に落ちるわ。うん。

 

 

 

 

幸せな時間はあっという間に終わって寂しかったけど、それでも凄く満ち足りた気持ちで帰宅できた。

 

 

で、その興奮が落ち着いてきた頃合いで感じたのが

 

 

「私もうすぐ死ぬのかな」

 

 

っていうリアルな感情。いや、普通に過ごしてる分にはまずそんな風には思わないんだろうけど、いかんせん4月から3ヶ月ばかし海外(フィリピン&NZ)へ行ってくるので、なんか事件に巻き込まれる可能性とか、飛行機事故に遭う可能性があるわけ。

ただ日本にいて暮らしていたら遭遇しないような「可能性」があるわけ。

 

「V6に会いたい!!!」

 

っていう思いを胸にやってきて、それが叶うまでは死ねない・・・!って思ってたんだけど、

 

 

叶っちゃったじゃんwww

 

 

っていう。やりきったじゃん、みたいな達成感。

その場合、私の生に対するモチベーションが低下するというのは想像に難くないわけで(マテ)

 

 

リアルに心配している。

でもなでもな、それでもな、まだもう一個、

 

 

V6のコンサートに行く

 

 

っていう一番大事なものが残ってるから、今度はそこをモチベーションにしていけばいいわけ。

 

 

だから、だからさ、

 

 

コンサート情報はよぅ(これ何回目)

 

 

ちなみにここで一つ問題です。

開催時期を推測するに春以降公式発表、ファンクラブ先行になると思うんだけど、

その時期私日本にいないんじゃないか・・・(震え)

 

その場合、向こうから逐一情報をチェックして、海外から先輩と連絡をとって申込日を調整し、母に指令を出して変わりに申し込んで貰わないといけないわけで。

 

だから、早く、早く情報ください・・・!!!(切実)

 

 

でも本当に不安。心配。

場所が場所なだけに不安。心配。

でも、もう一個の念願のために私は頑張る。生きる。生き抜いてやる。

ひと安心してもいいか。

会報が届いてな、熟読するわけよ。


それぞれのコメントをそりゃもー気持ち悪いくらいにニヤニヤしながら読んでるわけよ。


イノッチ…!!ウケる!!

とか、

坂本くんの座り姿が可愛すぎる

とか、

健くんの勘違い

とか、

長野くんの安定感

とか、

剛くんの爆笑っぷり

とか。

そして何より、


自担岡田のマイペースさ…!!


自担のマイペースさと、そこはかとない変態臭に一番ニヤニヤして、


好きだなー


って素直に思ったから、


私はとりあえず岡田担を名乗ってても、今はまだ大丈夫だ。


と思えた。

ラブセンのイベントが神がかり過ぎてて情緒不安定。

下書きもあって、でも時間なくて全然手付けられてなくて、全然更新してなくて前回から気づけば1か月も空いてんだよorz

 

そんなもはや放置プレイ万歳なのに、読者になってくれている奇特な方がいらっしゃる・・・。

いやよくわからずにポチってそのままってこともあるな、私もよくやったしな(マテ)

 

紅白ネタとかもはや古過ぎて語るのも恥ずかしい。から胸の内に留めておくね・・・(泣)

 

そういえば最近スマホを買い換えたんだが、これについているスクリーンショット機能」がクソ便利すぎて戦慄してるんだけどwww

私が元々使っていたのが、2年くらい前の機種でその当時でだいぶ出遅れた奴で(当時アンドロイド2.3が出るか・・・みたいな感じだったのに、私のそいつはアンドロイド2.1だった・・・)

いやその子不具合なくて機種変するまで全然問題なく使えてて不満もなかったんだけど、

 

最新機種恐るべし

 

すいません、みくびってました。はい。

 

で、このスクリーンショットが便利っつー話なんだけどね??

 

何が便利ってあなた。

 

ラブセンスチルスクショし放題

 

ですよ。

 

重要だからもう一回言っておこう。

 

ラブセンスチルスクショし放題

※ついでに強調&フォントでかくしてみました♪

 

何、最近のスマホってこんな便利な機能あるの?

みんなそうやって画像切り貼りしてたの??私が時代多くれなだけかそうなのか。

 

今までもラブセンやってて、

 

「あーこのスチル保存しておきたいなー」

 

って思うことが多々あったわけ。あり過ぎたわけ。

でも、PCならいざ知らず、私のスマホじゃそんな便利なことはできないわけ。

だからいつも諦めてたわけ。

 

でもさ、新しい機種はさ、スクショ機能があるわけよ。

 

 

まじ?いいの?本当にいいの??

 

と思いつつ、使ってみたら・・・。

 


 

もう死んでもいいかな(マテ)

 


っていう感じ。

※諸事情により修正しました。


 

ちなみにどうでもいいんだけど、私は一応自称岡田担なんだけど、

ラブセンエピは全体的に自担にはあまりときめかないっていう(真顔)

それよりも、健君や剛君に打ちのめされているっていう、一体これはどうしたことかっていう状況なんだけど。

 

最近思う。

 

私は本当に岡田担当なのか・・・

ファンクラブ入るのに、とりあえずその時一番好きだと思った岡田君の名前書いたけど、本当にそれでいいのか・・・!!

 

って割と自問自答してる。ごめんなさい。

 

いや!!!岡田君大好きなんだけどね!!!

でも最近のビジュアルはあんまり響かなくてね!!!

 

「早くヅラとってくんねーかな・・・」

 

とかいう感想しか出てこないわけ(死)

 

ヅラはもう見飽きたよー。

もっと自然な髪形の岡田が観たいよー(´;ω;`)

 

2003年~2005年くらいのTHE美少年期がベストだ。

もちろん、今の大人になった精悍な感じも大好きだけど、基本的に線が細い人が好きなんだよ・・・(聞いてねぇ)

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しかし、ゲジ眉から細眉そして今の自然眉。

 

やっぱり眉毛で顔の印象大分変るなぁ。

 

 

 

おっといけねぇ話が逸れてってる。

 

 

でさ、ラブセンイベントエピソードね。

今回は会社の中で繰り広げられる関係なわけでさ。

 

こういうの待ってたよ・・・!!!

 

自分もういい歳だからさ、シェアハウスとか習い事とか色々言われてもあんまりピンとこなくてさ。

だったら、自分の日常に関係ありそうな、会社でのエピソードとかのがしっくりくるんだよなーって思ってたの。

でもって、アンケートでもそういう風に答えたわ、確か(笑)

 

だから今回の設定はドンピシャ。

 

各々の部署とか関係性とかも本当によくできてる。

 

井ノ原組の絡みが見られるとか、

社長と部長の絡みが見られるとか、

先輩でも想像どおりの人懐っこさとか、

ぶっきらぼうに見えて凄く優しいとか、

やっぱり変態なんだなとか(ちょっと待て)

 

 

とにかく全てにおいて最高だよ(´;ω;`)

 

まじで、これ作ったプランナーすげぇよ。

シナリオ考えた人神だよ。

 

 

とにかくV6ファンとして嬉しいのは、

それぞれを攻略してても、ちょいちょい他のメンバーが「自然な形」で絡んでくること!!!!

 

自然な形

 

これね、これが大事ね。

これがV6の醍醐味だよ!!!

 

待ち合わせしてたはずなのにどっか行っちゃった剛君をぷりぷりしながら探す健君とか、

剛健と一緒になってはしゃぐイノッチとか、

ここでもやっぱりアダルトな落ち着きを見せる坂長とか、

やっぱりみんなから「変態扱い」される准君とか・・・。

 

もー最高です。

 

カミセン全攻略したんだけど、その中でも今回は剛君がぴか一!!!

 

若干ネタバレ可能性あるから嫌な人はご注意を!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人でデートした翌日、偶然エレベーターで一緒になって。

健君と外回りのついでにランチどこで食べようかーって話をしてた時に、

「羨ましいでしょー」

って何故か剛君を挑発する健君。

 

「別にそんなことないよ」

 

みたいな素気ない反応を返す剛君。

いつもと変わらない態度にちょっとしょんぼりしてた主人公。

 

ところがさ。 

 

先にエレベーターを降りた剛君が、主人公たちを振り返って、

 

「ごま」

 

って突然名前呼び捨てで呼び掛けて、

 

「昨日は楽しかった」

 

みたいなこと言って去っていくわけ。

 

 

ちょ、それ反則・・・!!!(撃沈)

 

その後の健君の反応も可愛くて可愛くて可愛くて(以下エンドレス)

 

 

極めつけはプレミアムエンドに向かうくだり。

 

遅い時間のエレベーターで偶然一緒になった剛君に連れられて誰もいない会議室 へ。

 

そこで、

 

「最近避けてるよね?」

 

って、苛立ちと愁いを含ませて、問い詰める剛君。

そこからのやりとり。

 

抱いてくれ。まじで。

 

って悶絶するわ。ごめんきもくて。でもそう思うわ。

 

朝の仕事行く準備をするのでバタバタするくそ時間の無い時に、

思わずエピソード進めちゃって、

時間ないのにそんな重要な胸キュン展開を見せられて、

 

平常心なんて無理(真顔)

 

 

電車の中でも思わず思い出しニヤけする始末。

感情が高まり過ぎて、もはや自分の心にとどめ置くことも出来ず吐き出さずにはいられなかったわけで・・・。

 

 

 

もうねーまじでねー剛君エピソード本当に最高だった!!!!

 

 

働く女子のキュンポイントが詰まり過ぎてて辛い(´;ω;`)

 

ラブセンの中でも剛君がクソイケメン過ぎて、マジで辛い(´;ω;`)

 

生きていくの辛い(´;ω;`)

 

 

剛君ってなんでこんなに素敵なの。

どうしてなの。

本当に辛いんだけど。

自担エピソードが響かなかったから余計になんていうか罪悪感も感じちゃうわけで(何)

 

 

 

 

あれだよ、V6ファンやってて本当に何が辛いって、

 

一人に決められない(決めたくない)っていう感情。

 

みんな好きじゃだめですか・・・。

本当にみんなみんな好き過ぎて、もちろん単体でも好きなんだけど、やっぱり一番は6人で仲良くわちゃわちゃしているV6が本当に本当に本当に好きなんだYo!!!

 

 

アー辛い。本当に辛い。

 

 

相変わらずまとまりのない、思いつきで打った文章だな。

我ながら支離滅裂勘が凄い(笑)

 

最後にこれを言っておしまいにします。

 

 

 

全国のV6ファンが今一番心待ちにしていること。

 

 

コンサート情報はよ(切実)

おひさしぶりりあんと

あーんど

 

明けましておめでとうございます(*´∇`*)

 

 

・・・。

 

おせぇよ(殴)

 

 

いやー。

剛君舞台感想からがっつり空いたね。

本当は紅白感想文とか上梓したかったんだけど(大げさ)ね、

いかんせん年末でね、どたばたしてね、そのまま実家帰ってダラダラしてね、

仕事始まってね、あれよこれよそれよと言う間に今に至るわけ。

 

その間に映画観たからその感想文もあげておきたいし、

ラブセン突っ込みたいし、

 

 

ていうか

 

 

岡田君おめでとう(突然)

 

いやなんていうかさ、もう映画賞バンバンとってるじゃない。

日本アカデミーもさ、主演と助演とさ、しかもジャニーズ初。

よかった。そうだよ、あれだけ日本映画に貢献したんだからさ、そこはじゅしょうさせてやってくれよ。なぁ。

 

 

と語り出せば色々出てくるわけで、紅白は本当に色々きゃいきゃい言いたいのだけれどそれはまたの機会にしときます。

他にも、ランニングするときのV6プレイリスト紹介とかもさ、したいわけよ。勝手に考察したいわけよ自分を。

 

 

でもそんな暇なかったorz

 

さて。

2015年、V6はついに20周年イヤーに突入するわけですけど、でもとりあえずさ、

 

 

19年だってばさ。

 

なんかもーことあるごとに20周年~20周年~言われるからだんだんわからんくなってきたけども。

もうあれか、どうでもいいんか(よくない)

 

 

とりあえず19年目のコンサート情報はよ。

それくれないと、ファンクラブ先行とか早くやらせてくれないと、

私安心して旅立てないんですが。

結果確認はさておき、とりあえず申込だけでもする算段つかないと、海越えるに越えられないんですけど・・・。

 

 

頼むよマジで(真顔)

ブエノスアイレス午前零時を経て生きている幸せを実感する。

念願の。

正に念願の。

 

剛君舞台観てきたー!!!!!

 

まじでな。

行くまではな。

全然実感湧かなかった。湧いてなかった。

彼が実在しているということに全くもって実感を持てていなかった。

 

 

 

まじで、劇場向かうまでも全然実感湧かなくて、

白状すると開園時間を18:30と勘違いしていたくらいだ(土下座)

本当、ちゃんと気づいてよかった・・・!!!

劇場も近くてよかった・・・!!!

 

さて、相変わらずあらすじとかはまとめるの苦手なので、

興味のある人は特設サイトをご覧ください(をい)

 

 

舞台が始まった途端、そこにいたのは紛れもなく「森田剛」でした。

間違いなく彼はそこに存在しました。

あんなにも存在を疑っていたけど、彼の存在感は紛れもないものでした。

あの瞬間、やっと私は納得した。

 

「ああ、森田剛はちゃんと存在するんだ。二次元じゃなかったのね(当り前だ)」

 

 

 

物語は、カザマ(森田剛)が温泉卵を作っているところから始まる。

そこでカザマは、盲いた老婆(原田美枝子)と出会う。

その老婆は「マリア」と名乗り、彼女は時折意識が混濁するようで、

突然「ブエノスアイレスのニコラスに電報をうち忘れた・・・!」と言って騒ぎだし、

戸惑うカザマの手を取り「ニコラス・・・」と語り始める。

彼はマリアの瞳を覗き込み、彼女の意識の中へ吸い込まれていく・・・。

気づけばそこはブエノスアイレスの酒場。

カザマの意識はそこで働く三下の「ニコラス」へと同化する。

ニコラスは、その酒場で娼婦たちを買う男が床に投げたお金を拾い、屈辱にまみれ自分を押し殺しながら働いていた。

そんな彼の人生は、店の前で倒れていた東洋人女性の「ミツコ(滝本美織)」に出会ったことで大きく動き始める。

 

舞台は現代と過去を行き来しながら進んでいく。

最初の方こそ、きちんと現代と過去がわかりやすく構成されていたけど、中盤くらいから、カザマの意識すらも混濁し、カザマの意識はニコラスと同化するかのように、彼自身今自分がどこに居て自分は誰なのかがわからなくなってくる。

そして、ニコラスと現実のカザマとを行き来することで、カザマは救われ、「生きる」道を歩き始める。

 

 

 

 

とりあえず言っていいか。

 

剛君本当に凄かった・・・(震え)

 

何をしていてもそこに存在していないかのような、虚ろな青年カザマ。

彼の第一声を聞いた時に本当にビビった。

 

「え。剛君ってそんな声してたっけ?」

 

凄いふわーっとした生気のない声だった。

もちろん舞台だからさ、ちゃんと芯の通った声出てるんだけど。

凄いふわふわしてるの。うまく伝わんないけど(死)

 

投げやりな台詞も、慟哭の台詞も、激情の台詞も、

全部全然違うの。本当に凄かった。

拙い私の言葉じゃ全然表現できねぇ。まじで観てくれ、としか言いようがない(投げ)

 

あと、観劇中ずーっとずーっと思ってたことがある。

 

  • 顔がちっちゃい
  • スタイルいい
  • 抑えていてもダダ漏れな色気

 

まじでな。何度心の中で叫んだことか。

テレビや雑誌とかで恋焦がれていた剛君が、そのままの剛君が今、目の前に、存在しているなんて・・・!!!

 

 

生きてて良かった(大真面目)

 

あとね、後ろの方でね、やっとこさ踊るシーンがあるんだけどね。

そこね、剛君が突然「タンッ!」とステップを踏み出したところで、ぞわぞわってした。

 

やばいやばいやばいやばい。

死んじゃう死んじゃう死んじゃう、私ここで死んじゃうじゃないかって本気で思った。

だから本当にね、

 

生きてて良かった(大真面目)

 

はいわかります?

さっきの生きてて良かったと今回の生きてて良かった、

意味が全然違いますねー(`・ω・´)

さっきのは「これまで生きてて良かった=剛君に出会えたことに感謝を」

今回のは「まじでここで興奮しすぎて息止まるんじゃないかと思ったから、ちゃんと生きて帰ってこられて良かった=正に生死の狭間」。

え、どうでもいい?わかってる、自分でもそう思ってる。

でも吐きださずにはいられない。いられないんだよ・・・。

 

剛君の素晴らしさを語るには今私の感情がまとまらないので、

こっから先は思いつくまま、感想を書き連ねることにする。

 

■まさかの玄田隊長(橋本じゅん)

原田美枝子さんと瀧本美織ちゃんは認識してたけど、

まさか橋本じゅんさんが出てるとは知りませんでした。

見てて、

「あれ?この顔・・・玄田隊長じゃね??図書館戦争じゃね???」

って思ったらやっぱりそうだったね。

玄田隊長時より少しふっくらされました?

ホテルオーナーとマルコーニ役。

凄くまともな人だったなー。生きるために「生きて」いる一人二役。

タイプはちょっと違うけど、根底の価値観人生観みたいなものは同じ。

少しコミカルな演技もあって、玄田隊長とダブって仕方がなかった(笑)

 

原田美枝子さんの美しさ

マリア役の原田さん。

最近好きな女優さんなんです。

「僕の生きた道」のお母さん役も、「蜩ノ記」の織江さん役も凄く凄く印象深くてね。

ドラマや映画でしか見たこと無かったけど、舞台だとまたがらりと雰囲気が違くてびっくりした。

今回は目の見えない役で、実際にサングラスをかけて登場するところは、目を瞑って演技をされたそう。

終盤で剛君とタンゴを踊るんだけど、その妖艶さったらない!!

美織ちゃんはまだ若いから単純に「エロさ」みたいのは出てたけど、

やっぱり「色気」と「妖艶さ」は敵わないよね。

取り乱して叫ぶところとか、最後カザマを解き放つシーンとか、

時に激しく、時に控えめに抑えた演技にひきこまれた。

 

■美織ちゃん可愛い

もうその一言に尽きる。

最初はどこか蓮っ葉な感じでしたけど、カザマと離れていた5年の間に、彼女は変貌する。

そのどこか「吹っ切れた」感じが凄くカッコよかった。

タンゴも素敵だったー!!!

「皆様方」って語りかけるとことかもなんかゾクゾクしたよ(笑)

 

 

さてはて。

ミツコはニコラスをあのクソみたいな世界から解き放ったつもりだった。

ニコラスにとってはあまりにも残酷な道。

ニコラスはあれで救われたのかな。

 

でも、ミツコは、幸せだったんだろう。

自分が他の男に抱かれたとしても、彼女は「ニコラス」しか見えてない。

彼女の思いが、愛する男を「救う」っていう、ある種の自己犠牲?に陶酔、逃避。

 一度も彼と愛し合うこともなく、二度と彼に会うことができなくても、

彼女は「ニコラスしか見ない」生き方を選択する。

彼が生きてさえいればよかった。

 

 

なんかもー後半圧倒されちゃって、

ダンスがあまりにも素敵過ぎて、

正直内容明確に理解できてない。

 

 

もう一回観たいよぉぉぉ(´;ω;`)

 

 

ああしかし。

剛君の声が。耳に残ってる。

歌う時のキャンディーボイスとは違う、どこか愁いを帯びたあの声が。

 

 

ああああ。

どうかどうか。

私の夢に出てきて下さいませんかぁぁぁあああ!!!

 

本当に。もう。最後にもっかい言わせてくれ。

 

 

生きてて良かった(真顔)

 

 

 

 

 

最後スタンディングオベーションでのカーテンコール。

結局何回出てきたっけ・・・4回?

最後の時だけ、客席に向かって手を振ってくれました。

 

もうそれだけで。私は幸せです(´;ω;`)

 

まじで観に行けて良かった。

文句なし。満足。

 

一個だけ不満を述べるとしたら。

 

剛君の笑顔が見たかったお(´;ω;`)

 

駄文

今日は選挙のため官兵衛お休み。なんてこった。

 

でもまぁ、軍師も仰ってましたが

 

「選挙は大事です」

 

から仕方がない。

 

 

でまぁその選挙。

色々なご意見があるでしょうが、今回ネットで見かけて気になったことがあって。

 

 

「選挙に行かない奴は政治に対して文句を言う資格がないとかいう風潮があるけど、支持したい政党も政治家もいなくて、だからこそ自分は選挙に行かないことで政治へ対しての不満を表明するんだ。

選挙の権利は誰もが持っていて、投票に行かなかったから政治に文句を言えないってのは何かおかしいだろ」

 

みたいなのがあったの(ちょっと違うけど)。

 

それを見て、何かモヤモヤしてしまって。

 

 

私は「選挙に行かない奴は政治に対して文句を言う資格はない」って思ってる側の人間だもんで。

 

選挙権って、あくまでも政治に参加する「権利」であって、

それを行使するかどうかは本人の自由。

それは間違って無いんだけど。

日本の政治は、

国民全員が政治に直接参加するのは難しいので、

地域の代表を決めて、その人を通じて政治参加しましょうね、っていう「間接民主制」をとっている。

ということは、やっぱりその「選挙」に参加しない人は、「政治には関与しません」って言っているのと同義だと思っている。

 

 

選挙「権」を行使しないというのは、つまりその権利を「放棄する」ということでしかないので、

「自分は支持したい政党・政治家がいないから、だから選挙には行かないんだ!」というのはやっぱり違う気がする。

だったらまだ選挙に行って「白紙投票」でもしたほうが意図は伝わる気がするけども。

でも1から10まで支持したい政党・政治家がいる方が稀で、

自分が重要視することに対して共感できる部分があるなら、その人に投票すべきだし、投票したら、その政治家が(当選したとして)、どういう風に政治にかかわっていくのか、その政治家を通じて国会へ「声」を届けるっていうのが大事なんじゃないのか。

 

「こいつら気に入らないから」

 

ってだけで、何もしないんだったら、何も変わるわけ無いと思うんだけど。

 

 

権利を行使するには、必ず「責任」が伴うもんだ。

私たちは直接政治に関して「直接の責任」はとらない。それは「政治家」がすること。

でも、その政治家を「選んだ」のは私たち有権者なので、

それに対しては「間接的に責任」をとる。

国民は「投票して終わり」じゃなくて、

その後選んだ政治家や政党がどういう国家運営をしていくのかきちんと「監視する責任」がある。

だからこそ、選挙に行った人は「政治・政治家に対して文句を言う権利がある」のだと思う。

 

 

というわけで、難しくてまとめられん(死)

 

 

選挙権は国民の「権利」なので、それを行使するかどうかは本人の自由だけど、

行使したからにはその後についても間接的に「責任」を負うべきだし、だからこそ政治に対してあれやこれやと文句や意見を言う「権利」を持つ。

そもそも行使しなかった(選挙行かなかった)人は、権利を放棄したから、責任も発生しないけど、それで劇的に自分に対して不利益が生じたとしても、あれやこれやと文句を言う「権利」は持たない。

 

とは言え、選挙行く行かないに関わらず普通に友達や家族と政治について話したり、文句言ったりすることはあるだろうし、それ自体が悪いとは言わないけどね。

ただ、間接的に政治の足を引っ張るような形で文句言ったりする権利はないと思うけど。

 

 

権利の対岸には必ず責任がある。

 

民主主義って、単純に与えられたものじゃなくて、

世界中どの国見たって何かしらの歴史的経緯があるもので、

その「意義」をきちんと教えていくことが、

家庭でも学校でも必要なんじゃないのかなー。

映画感想文「英国王のスピーチ」

映画観ました。

英国王のスピーチ - 作品 - Yahoo!映画

 

毎度のことですが、細かいあらすじや感想などはその他映画批評サイトなどをご活用ください(死)

 

 

第二次世界大戦時のイギリスを導いた、イギリス国民に愛されたイギリス国王ジョージ6世を描いたお話。

彼は吃音で、人前で話すことが極端に苦手。

しかし、彼は自分が王室の人間であることの意味を十分に理解し、

国民を正しく導くために、人前で話すことの重要性をひしひしと感じ、

それを克服するために努力をする。

そして辿りついたのが、イギリス植民地領であるオーストラリア出身のローグとの二人三脚の治療。

 

ジョージ6世については下記をご参照あれ。

 

ジョージ6世とは (ジョージロクセイとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

つーか、ジョージ6世

超絶イケメンなんですけどー!!!

Σ( ̄□ ̄)

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第二次世界大戦は本当に大変な戦争で、

西はヨーロッパ、東は太平洋~東南アジアを舞台に2種類の戦争が同時並行で起こった、69年前の1945年8月15日に終戦を迎えた、

遠いようで近い、割と最近のはなし。

そんな、ヨーロッパ戦線で重要な役割を担っていたイギリス王室。

 

後のジョージ6世であるアルバートを演じるのはイギリスを代表する俳優の一人、コリン・ファース

アルバートの治療にあたり、生涯にわたる友となったローグを演じたのは、オーストラリア出身のジェフリー・ラッシュ(パイレーツ・オブ・カリビアンのバルボッサが有名)。

妻エリザベスを演じるのはティム・バートンと内縁関係?にあるヘレナ・ボナム=カーター(めっちゃ美人)。

 

父が崩御し、兄が即位をし、兄を補佐しながら苦難の時代を乗り越えようと思っていたのに、兄は俗に言う「王冠をかけた恋」に走り退位。

 

国王になるということは、人前で話すことが増え、

更に今は国の存亡をかけた戦争に突入せんとする時代、

イギリス国民を導くために、彼らに語りかけ勇気を与え、奮い立たせることが、

戦時中における王室の人間の重要公務。

 

国王の重圧と吃音の重圧。

 

でも彼は努力の人で、ローグ医師との信頼関係でそれを克服していく。

 

ローグは王室の人間だからと言って、アルバートを特別扱いしなかった。

それは彼の信念もあるのだろうけど、

吃音が精神的トラウマから発症することが多いと感じていたわけで、

そういう「固定観念」や「特別な立場」を打破しないと、

治療には至らない、というのが大きく寄与してるんだろうなーと思った。

 

特別扱いされたらさ、

彼は「王室のアルバート」になっちゃうの。

そしたら、王室の人間であるという観念が先に立っちゃって、治療をする側も受ける側もフラットな状態ではないだろうから、

結果効果が出ないと思うんだ。

同じ目線に立ち、一個人として交流していくことで信頼関係を築き、

それが精神的トラウマを開放するのに役立つのだと思う。

 

物語自体は史実を基にしたお話で、

別に小難しいこともなく誰が見ても楽しめるようまとめられていたと思う。

ただ、当時の世界情勢やイギリス王室に対する理解があったほうが、

より楽しめることは間違いない。

 

特に映画の中では語られなかったけど、

ジョージ6世と妻エリザベスは、戦争中も疎開せずバッキンガム宮殿にとどまり、

国民と同じ配給制限を受け、言葉だけじゃなく身を持って国民と同じ「目線」であり続けた彼らが、当時のイギリス国民に与えたものは本当に本当に大きかったと思う。

日本にも皇室があり、

今の天皇皇后両陛下は、常に国民の側にいて、国と民の平安をひたすらに願い祈って下さる存在ですが、

当日のジョージ6世とエリザベス皇后夫妻も同じだったんだね。

ジョージ6世が信念と責任感を持ち、自分が国民を守り導かねばならないことをよく理解し、陰でそれに足る王であろうと努力をし、事実そうなった。

苦しい状況においても、国民と同じ苦難を共有し、彼らに寄り添うその姿勢は、

皇室を戴く日本国民として、かつ私は皇室支持者だから、余計に感情移入するというかグッとくると言うか、普通に尊敬してしまった。私まで好きになったよジョージ6世

 

イギリスも日本も皇(王)室が現代まで続いているのは、

やっぱりちゃんと意義があるんだよ。

 

映画のラスト。

イギリス国民に対し、戦争突入にあたってスピーチをしたシーン。

その後の歴史の流れを考えると本当に色々と考えさせられる名シーン。

スピーチをする部屋に付き添ったのはローグ。

直前の練習でアルバートがつまづきやすいところでは、

さりげなく助け船を出す。

ここらへんは、実際はどういうものだったのかはわからないけど、

途中仲互いしつつも、最終的には信頼関係で結ばれ、

その後へと続いていく二人の関係性が表れてて凄く良かった。印象的なシーン。

 

イギリス王室から見るヨーロッパでの第二次世界大戦を調べてみたくなった。

来年戦後70周年だからね、ちゃんと勉強しなおしたいなーと思ってたから、

そのライトなきっかけとしては良い。うん。いいタイミングで観たな。

 

しかし、

コリン・ファースの演技が見事。

自然に「どもる」の。見事。自分でやろうと思ってもなかなかできない。

やっぱり、海外の映画俳優ってのは、きちんと演技無さってて素晴らしい。

あと、ヘレナ・ボナム=カーターが本当に本当に綺麗で可愛らしくて、

献身的に夫を支える「愛ある女性」を見事に演じてた。

ジェフリー・ラッシュの人間味のあって、優しい演技に癒された。

アルバートに謝りに行ったのに、会えなくてしょんぼりする背中が悲しかった。

 

 

いやー。

観たいもの流してくれて、ケーブルサマサマ。