それでも地球はまわってる

好きなものを好きと叫ぶ。自分がダメだと自覚する。それでも私は生きているし、世界は動くし、地球もまわってる。

薄桜鬼~巡想録 感想3~

はいはいはいはい。

順調にクリアしてってます。
遂に佳境です(何)


というわけで、沖田です。

・腕がたつ
・でも労咳で早死に

というこの2属性から、大抵美少年に描かれがちな沖田君。
学生時代の友人も、沖田狂でした。


そんな、沖田さんです。


はい、いってみよー!!!


【沖田 総司】
この人、凄く可愛いわぁ~。なにこれ。


笑顔で
「殺してあげる」
とか言うんですよこの人。


こわっ


無邪気な人でした。
自分の運命(労咳)すらも受け入れ、
羅刹になってしまったことすらも「自分で選んだことだから、君が気にすることじゃないよね」と笑顔で言い、
主人公を慰めてくれます。


どんな時でも、自分の身を挺して主人公を守ってくれます。


あああ。

 

池田屋の時も、それまでは心通わせていたとは到底思えなかったのに、
主人公に刃が向けられた時に、
瀕死の状態にも関わらず総司は彼女を庇うのです。


「この子には手を出さないでくれるかな」


ぐはっ・・・。
この時のスチル、いいです。かっこいい。


でも、このあとから総司は労咳が進行し、徐々に隊務から遠ざかる。
そんな総司の体調を気にする主人公。


いたずらっ子というか、子供のような無邪気さで、
総司はそれでも「不安」を押し殺していくんだよなぁ。
そんな殻を主人公は徐々に壊していく。


ううう。


この人たち、本当に切なかったです。
コンビとしては、良かったけどね。
総司の、あのSっぽさは嫌いじゃない。
ていうか、むしろ大歓迎だ!!!!!(をい)


薫が主人公に薬を呑ませた時、
それは総司にとってはあってはならないことだったんだろうな。
今までも、そういった危機は自分が身代わりとなって、
主人公が傷つくことなく守ってきたから(その分自分が傷つくんだけど)。


でも、主人公のことを思うが故の優しさが仇となり、
彼女の唯一の血のつながりのある肉親を、
必要だとはわかっていても、切ることをためらった。


あの、総司がだよ?


信じられん。


この二人、本当にお互いを慈しみ合いながらというのでしょうか・・・
総司は、極力主人公が傷つかずにすむ方法を模索します。


それはまぁ、どのキャラクターもそうだったんだけど、
総司のが一番切実だったと思う。
一君の不器用な優しさや、佐之助の余裕のある優しさ(何)とは違って、
なんだろうなぁ・・・


一途な優しさ、とでも言うんでしょうかね??


彼は、主人公のために、一緒に彼女の故郷へ行く。
自分の羅刹化を解くためというよりも、彼女を苦しみから救いたいという思いからだろう。


そして、辛い結末ではああるけれど、彼は実際に彼女を解放する。
そして、二人は結ばれる。

 

でも、これがまた切ないの~。
エンディングスチルは凄く和んで素敵なものなんだけど、
そこでの総司の言葉が切なすぎる。


この幸せがいつまで続くかわからないけど、
自分がいなくなっても君が寂しくないように、
僕はありったけのものを君に残していくからね。


みたいなことを言うの。
それを主人公もわかってて。


なんて切ないの(号泣)

 

いつかは必ず総司が先に逝ってしまう。
それは変えようのない事実で、労咳まで治ってハッピーエンドっていうよりは凄く良いと思うんだけど、
切ない・・・。


私まで「願わくば、主人公の悲しみが最小限で済みますように」とか願っちゃうくらい(笑)


随想録も含めてかなり良かったです。
可愛いなぁもう(w)

 


さて、次はお待ちかねの大将さんです。


アニメ版見てるから、大まかな道筋はわかってるんだけど、
ドッキドキです。


週末にでも一気にやっちまいたいと思います。


今週は何かと忙しいからゲームしてる暇がない・・・orz