それでも地球はまわってる

好きなものを好きと叫ぶ。自分がダメだと自覚する。それでも私は生きているし、世界は動くし、地球もまわってる。

RadioGardenをきいて。

自分のきもちの整理をするのに、つらつらと色々書きなぐっていたんだけど。

永瀬廉のRadioGarden、聞いたよ。

あの不可解な解散報告から、ようやく生の声を聞ける貴重な機会だった。

 

本人も言ってたけど、わたしが先週の金曜日に報告を受けた時と同じくらいの衝撃を廉と海人も初めて脱退したい意向を聞いたときに受けたよね。

だってほんと青天の霹靂だよね。

みんなで楽しく仕事してて、この時間がいつまでも続くと思っていたのに、自分の知らないところで3人がもう意思を固めていたっていうのが。

わたしたちファンとは立場の違う、一番近くで過ごしていたにもかかわらず、それを知らなかった、知れなかった、気づかなかった、気づけなかったっていう衝撃は、たぶんファン以上だったんじゃないか。

 

何度も話し合って、何度も引き留めて、もうちょっとやろうよと必死に止めたけど、3人の意志が固かったってことだよね。

もちろんファンのことも考えてくれてたんだろうけど、これからの人生、目標を考えたときに、彼らにはファン以上に、アイドルでいること以上に、今の安定を選ぶこと以上に、成し遂げたいこと、我慢できないこと、耐えられないこと、そういうのがきっとたくさんあったんだろうな。

 

海外進出だけが脱退の理由じゃないのかもしれないけど、事務所がもっと海外進出に向けて積極的にバックアップしてくれていたなら、今と違う未来があったんじゃないかなって思わずにはいられないよね。

ほんと、あれだけ才能のある人材を流出させる結果になった事務所は無能だなと思う。

今の若い子たちが求める環境を提供できない、時代のニーズに応えられない姿をまざまざと露呈した感じだわ。

もう、昭和平成を駆け抜けた、私の好きだったジャニーズはもうなくなってしまうのかな、と思わずにはいられないよね。

 

 

10代のころから普通とは違う環境に身を置いて、デビューしてからも多忙な日々、でもそれは自分たちの掲げた目標に近づくための確かな一歩だと思っていたはずなのに、4年経ってもそれがなかなか動いていなかったことにある種絶望してしまう瞬間があったんだろうねきっと。

 

細かいことを挙げれば色々あるけど、って言ってたけど。

本当に、色々なことの積み重ねなんだよね。

なんかもうそれはほんと仕方ないよね。うん。

 

自分も、彼らとは全然重みが違うけど、色々な不満不安はあるけどこのままここで働いてくのかなーって思っていた仕事で、ある日のちょっとした出来事をきっかけに、ぷっつり心が折れてしまい、辞める決断をしたことがあるから、辞める決断をした3人にとっても確かにそういう瞬間があったんだろうな。

その時にこれから先の人生を考えてしまい、もう折れた心が戻らなかったんだろうな。

 

なんかもうそれは仕方がないなって思っちゃったよね。

それと同時に、まだ22,23の青年が、一緒にじゃあ辞める!っていう決断をするではなく、考えて悩んだ末に「続けるんだ」っていう重たすぎる未来を選択したことが凄いわ。

 

いやーでも5人ともほんと演技派だぁ。

特に平野くんとかほんとすごいよね、マジで微塵も感じさせないもんね。

それだけ信念の通った芯の強い人なんだなって改めて感心してしまった。

 

逆に最近見る岸くんは、なんだか疲れているような感じで、笑顔に力がないというか、なんか目が笑ってないなって思う瞬間が結構あった気がする、思い返すと。

プライベートな感じで5人で過ごしているときはそうではなくても、テレビとかで見る姿にほんのり違和感というか、疲れてるのかな大丈夫かなって思うことが結構あったから、ひょっとしたら脱退を決めた上での葛藤が色々あったのかな。

 

神くんも、いつもどおりに見えてふとした瞬間に見せる笑顔が陰っているように見える時があったし、インスタやyoutubeでのショートムービーとかで逆に元気過ぎる感じとかもあって、もうその時からもう重たい決断をしていたのかな。

 

そんな重たい決断をしていたにも関わらず、ichibanとかいうバチクソに気合の入った曲を作ってきたし、ツキヨミっていう新しいスタイルに挑戦した曲を持ってきたりと、それでも「今5人でできる最善を」みたいな思いで取り組んでくれてたのかな。

だって、曲つくりに関してだって5人でめちゃくちゃに話し合って決めたんでしょ?

辞めるってもう決めてたのにさ。

凄いよね、完全に騙されてたわ。

ドーム公演やって、なんかそれで一つ気持ちの区切りがついちゃったのかなぁ。海外はもう無理だけど、ドームの夢だけは叶えたよ、みたいな。

 

 

もうすぐあの日から1週間。

色々書き散らかしてきた甲斐もあって、少しずつ私のきもちは落ち着いてきて、整理もされてきてはいるんだけど。

 

でもやっぱり悲しいね。

岸くんの、新しい歌声はもうすぐ聴けなくなるんだね。

平野くんの、オーラ抜群なダンスとセンターっぷりは見られなくなるんだね。

神くんの、艶があって伸びのある歌も聴けなくなるんだね。

 

5人がわたしたち一般人に見えるところで、わちゃわちゃとバカなことして、楽しく過ごす姿を見ることはもうできなくなるんだね。

 

5人(6人)の絆が変わるわけではないし、彼らにとってこれが今生の別れになるわけじゃないこともわかってる。

彼らがそれでも幸せに人生を歩んでくれるのであれば、それでいいんだって思っている。

 

でも、一般人として、ファンとして、そんな彼らの姿を成長を見守ることができなくなる、一緒に歳を重ねることができなくなるっていうのは、やっぱり想像以上に悲しいことだよ。

しかも退所する3人に関しては、今後どうなるかわからないもんね。

たとえ芸能界に残ったとしても、やっぱりKing&Princeとしている姿を見たいなって思っちゃうんだ。

 

V6だって、あれだけきれいに箱にしまってくれたけど、それでも私は

「6人で歌って踊って、バカな話をする姿が見たい」

と思ってしまうんだから、未だに。

それぞれがそれぞれで活躍するのを見てうれしいなと思う反面、やっぱりどうしても寂しが募ってしまうんだから。

 

悲しい。

ただただ、悲しい、寂しい。

 

 

でも、King&Princeとして、その名前をその場所をファンを守る決断をしてくれた廉と海人には感謝しかないし、二人が新たな一歩を踏み出したその日からは二人のKing&Princeを全力で応援するよ。

 

 

でもでも、どうかその日がくるまでは、今まで通り5人で楽しく過ごす姿を見せてください。たくさんたくさん見せてください。

 

 

5人が、あの発表をしたことで少しだけ肩の荷が下りて、難しいことを考えなくて済むようになって、ただただ純粋に「今」を楽しんでくれるように。

それだけ願ってる。