それでも地球はまわってる

好きなものを好きと叫ぶ。自分がダメだと自覚する。それでも私は生きているし、世界は動くし、地球もまわってる。

ミスペレグリンと奇妙なこどもたち 他

結婚式話の間に突然の映画話www

 

飛行機の長距離移動で割と映画を見たので、それの記録。

ちょいちょいネタバレ含みますので、お気を付けください。

 

ミスペレグリンと奇妙なこどもたち

eiga.comhttp://eiga.com/movie/79921/

これ、ティム・バートン監督作品だったんだね、エンドロール見るまで気づかなかったwww

公開時に何かで見かけて「おもしろそうだな」と思ってそのまま放置していたやつなんですが、結論として「おもしろかった」です。

ティム・バートン監督作品がお好きな方はもちろんですが、ファンタジーものが好きな人も楽しめる作品だと思います。

ちなみに私の一番好きなファンタジー映画は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズです(ホビット含む)。

 

映画を見始めて

  • 何かしらのファンタジー映画だ
  • とても色彩が豊だ
  • CG美しい

ということに気づく。本当に情報として何も仕入れていなかった自分にびっくり。

 

あらすじは要約するとこんな感じ。

 

  1. 主人公はジェイク。彼の祖父が不審死をとげる。その死の間際、祖父が遺した言葉を頼りにとある島へ行き、ミスペレグリンたちと出会う
  2. ミスペレグリンは、特殊能力を持ったこどもたちを集めて守り育てていた
  3. だが、とても平和だったその館に、とある脅威が迫っていた
  4. こどもたちの特殊の力を活用し、その危機から逃れることはできるのか

 

ハリー・ポッターと同様こどもが成長していくことを軸にしたファンタジーだ」って何かに書かれてたんだけど、私はハリポ観てないから比較はできないのだけれど、確かにこどもが主役のファンタジーだったね。

ミスペレグリンは美しかったし、見た目もキャラクターにぴったりだったけど、奇妙なこどもたちがまた秀逸でした。

こどもも楽しめるようになのか、ちょいちょい面白要素も入ってて、127分だったけど全然飽きることもだれることもなく観ていられました。流石ティム・バートン監督といった感じでしょうか。

 

ていうか今wiki見て知ったけど、悪役バロンはサミュエル・L・ジャクソンだったのか!確かにそうだわ、いやはやwww

悪役何人か出てくるけど、意外とあっけない感じで、実は悪役との対峙というのはこの作品ではそんなに重要ではないんだろうな、と思ったり。

 

この物語のキーワードは「ループ」という、ある決められた24時間を繰り返す空間(時間軸?)です。

これを作り出せるのがミスペレグリン

例えば、2015年12月30日の0時0分00秒から23時59分59秒までを一つの区切りとして、そこを繰り返すことができる、というものです。

繰り返すのは「周りの時間/事象」だけで、そこに存在するミスペレグリンとこどもたち自体は、記憶はそのままで、また同じ1日を過ごすことになります。

 

これってどうなんでしょうね?

永遠に変わらない一日。

永遠に変わらない毎日。

永遠に決まったことをするわけです。

 

飽きる飽きない依然の問題だ。

 

この「ループの住人」たるミスペレグリンと奇妙なこどもたち。

そしてそこに「迷い込んだ(誘い込まれた?)」ジェイク(もっと遡ると祖父も)。

ループの外から来た二人が、ループに住む彼らの世界を一変させることになります。

それが吉と出るのか凶と出るのか・・・。

 

最後、そのループを使ってジェイクがみんなの所へ会いに行くんですが、その手法?がいまいち理解できなかったので、あとでもう一回復習してみます。

 

パッセンジャー

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宇宙もの大好きな夫が、機内で先に見ていて感想を聞いたら「悪くなかった」というので見てみました。

 

私これは「SF映画」だと思ってたんですけど、「SFを背景にしたラブストーリー」だったんですね。失礼しました。

 

あらすじは、映画.comの内容を拝借すると、こんな感じ。

 

20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。

夫が説明してくれた時に印象的だったのが、

主人公がイケメンだからよかったけど、そうじゃなかったらただのホラーだ

という言葉です。なんのこっちゃと思いましたが、見て納得。

 

二人の年齢がいくつか知らんけど、仮に25歳くらいだとして、移住地まで残り90年、ほぼ確実に船の中で死を迎えるわけです。

そんなの耐えられます?

必要なものはきちんと船内に揃っているにしても、人間はたった二人だけ。

どうやっても発狂死すると思うんだけど・・・。

まぁ、後日譚は語られていないので、想像するだけですね。

 

しかし、さすがアメリカ映画だけあって、最後は謎のハッピーエンド。あんだけ憎悪していたのに。一種のつり橋効果?まぁ、一人で残されることを考えたら仕方ないのかな。オーロラさん、強い女性ですね。

 

ラブストーリーは普段見ないんですが、SF要素もしっかりあって、結構面白かったです。

 

デスノート Light up the NEW WORLD

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公開当時気になってたんだけど、評価や感想見てハズレ臭半端なかったので見なかったのですが、いい機会だったので視聴。

有名な「デスノート」の後日譚です。

これまた映画.comさんから拝借。

 

前作から10年後、サイバーテロが頻発する超高度情報化社会を背景に、6冊のデスノートを巡って繰り広げられる新たなバトルを描き出す。名前を書かれた人間は必ず死亡する「デスノート」によって凶悪犯たちを次々と死に追いやった「キラ」こと夜神月と、世界的名探偵「L」の壮絶な頭脳戦から10年。死神が人間界に再びデスノートをばらまき、世界中が大混乱に陥った。かつて夜神総一郎が立ち上げたデスノート対策本部では、キラ事件に精通した三島をはじめとする特別チームの捜査官たちが、真相を解明するべく奔走していた。やがて「Lの正統な後継者」である私立探偵・竜崎が捜査に参加し、人間界に6冊のデスノートが存在していることを突きとめる。

 

キラもLもいなくなった世界で起こったデスゲーム。

 

中盤まではね、面白かった。

いきなり6冊のデスノートとか、死神大王とかマジ苦笑ものでしたけど、そういう滑稽な設定はさておき、前作の頭脳戦を髣髴とさせる展開があって結構ワクワクしました。

でも、終盤は本当にいただけなかったです。

あの展開が全てを台無しにしたよね。

 

ていうか、前作で「顔バレするな」というのがわかっていて、それから10年も経つのに、捜査員が「マフラーと腕で隠すだけ」ってどうなの?

いくらなんでも、もっと他に手段あるよね?竜崎はひょっとこのお面被ってたけど、そうやって変装用マスクとかでもっと確実に顔を隠して両手足を自由にできる手法はあったよね?

あと、冒頭に出てきた女子高生?とかも、正直ちょっと意味わかんない。あいつは一体何だったの?ただのサイコパス??

無差別殺戮して平気なほどいっちゃってたってこと??

わからん。

 

最後の竜崎はかっこよかった。

池松壮亮菅田将暉って綾野剛小栗旬と同じで雰囲気イケメンの部類に入ると思うんだけど。違うかな。

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

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タイムリープものが好きな夫が興味を示していた作品。

またまた映画.comさんから拝借。

 

美大生の高寿は、通学電車の中で見かけた女性・愛美に一目ぼれする。勇気を出して声を掛け、会う約束を取りつけようとする高寿だったが、愛美はなぜか泣き出してしまう。意気投合した高寿と愛美は付き合うことになり、幸せな日々を過ごしはじめるが、そんなある日、高寿は愛美から信じられないような秘密を明かされる。

 

以下設定のネタバレします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エミは、タカトシの存在する世界とは別の「並行世界」からやってきました。

エミのいる世界は、タカトシの世界とは時間が逆に流れているのだそうです。

そして、普段は交わることのない世界が、5年に一度、30日間だけ重なりあい(という表現が適切かはわかりませんが)、二人は会うことができる。

つまり、タカトシにとっての「明日」はエミにとっての「昨日」になります。そしてタカトシにとって「昨日(過去)」の話はエミにとっての「明日(未来)」の話になります。

会っているときの、二人の「思い出話」がかみ合わない、そんな関係。

 

前回のデートで可愛い犬を見かけ、それと同じような犬を見て「そういえば・・・」と切り出そうとしたら、エミは「わーあの犬可愛い!!!」と、それが初見であるかのように振る舞い、それに絶望するタカトシ

しょうがないよね。彼にとっては暖かい二人の思い出なのに、今目の前に存在するエミにとってはまだ来ていない「未来」の話。

 

全体的に切なさの漂うラブストーリーでした。

ただ、映画だと端折られている部分もあるため、

  • 並行世界からどうやって来るのか
  • 時間の矛盾はどう解消されているのか

がうまく呑み込めなかった・・・。原作読めばわかりそうなので、読んでみようかな。

 

個人的に、福士蒼汰小松菜奈凄くよかったよ。

バクマン小松菜奈は「コレジャナイ感」が凄くて受け付けなかったんだけど、この映画はよかった。ていうかこの子目の色素薄いのね。だからちょっとミステリアスなんだねー。

 

美女と野獣

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言わずもがなの美女と野獣です。

私、ディズニー映画あんまり好きじゃないんですが、とりあえず見ました。

イケメンガストン君がホビットシリーズのルーク・エバンスって、そういえばどっかで見たな。

 

エマ・ワトソンは相変わらず美しかったです。

美しいのと可愛いのと。彼女は、聡明さがにじみ出ている。ナタリー・ポートマンみたい。

 

聡明な女性は大好きだ!!!!

 

トーリーは、言わずと知れた「美女と野獣」なので割愛。

映像美はさすがのディズニーといった感じで、ファンタジー感満載で美しかった。

映画としてもクオリティ抜群。

なので言うことないです。

ただ、ミュージカルシーンとか、苦痛だった。やっぱりディズニー映画は合わないと思った瞬間。いや、別に舞台とかで見るのはいいんだけど(宝塚とか大好きだし)。

 

でも、最近ディズニー実写多いよね。流石にアニメでやる題材尽きてきたのかな。

 

ファンなら見て損はしない。

そんな映画でした(ファンじゃなくても、完成度は高いので、損はしないかと)